DEEP RIVER IN COSMOS セルフライナーノーツまとめ

Dスケ解釈
セルフライナーノーツまとめ

 

DEEP RIVER IN COSMOS
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君がいないなんて
ペトリコール
夢の果てまで
cosmos
サイレン
奇跡の旅で

 

 

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M1【砂】
まずはアルバムのオープニングを飾るパンクでロックなナンバー「砂」ですね。

 

昔なにかで読んだんですよ。
宇宙のはじまりのビッグバンの時に、核融合がおきてビッグバンの3分後には最初の鉄ができたと(詳しくは知らないけど笑)。
最初は砂鉄のような細かいものだったんじゃないかと思うんですけど、それがとてつもない年月をかけて恒星や惑星になっていくわけですよね。


ある日、子供と公園の砂場で遊んでる時に、ふと思ったんですよ。この砂の中にも、ビッグバンで作られた最初の砂鉄が混ざってるかもしれない!!と🤣
そんなことを思いながら遊んでいたら、砂が口に入ったわけですよ。
ジャリリ!しょっぱい!
そこでDスケさん宇宙を感じたわけですねー。


歌詞は、そんなテーマです😀

あと、「深い河」というワードも曲のどこかに入ってます。
「宇宙」と「深い河」が、今回のアルバムの大きなテーマとなっています。

 

曲のアレンジはかっつん。
出だしのカッティング最高っすね!
最初はもうすこし遅いテンポだったんですが、RECの際にパーさんから「とことん速くしろ!中途半端はいかん!」というお題が出て、今の速さになりました😆

 

個人的には、間奏のベースソロから2番に入るところが、カッコよくて好きです。

元気がない時は、爆音でこの曲をながし、宇宙を感じながら踊ってほしいと思います😊

 

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M2【君がいないなんて】
「出口をずっと探してる、入口の外で」という、ちょっぴり哲学的な歌詞からはじまる軽快なエイトビートのロックナンバー。
元々は、あるミュージシャンに提供した曲だったのですが、アザガーのニューアルバム作戦会議で試しにメンバーの前で披露したところ採用となり、めでたく収録に至りました。

 

君はいるのか、いないのか。
君っていったい誰なのか。
シリアスなようで重くない。現実的で幻想的な感じを出しています。

 

アレンジはかっつん。
こういうシンプルだけど一癖あるロックに仕上げるのが最高に上手いですね。
注目すべきは、海老さんのメロディカ。
アザガー音源でメロディカを使ったのはこれが初。
ふわっとした世界観が素敵です。さすが!

 

覚えやすいサビなので、みんなで大合唱しながら唄いたいですねー😄

 

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M3【ペトリコール】
まずペトリコールって言葉の意味ですが、ウィキペディアでは「雨が降った時に、地面から上がってくる匂いを指す言葉」と出てきます。
「長い間日照りが続いた後の、最初の雨に伴う独特の香り」って確かにありますよね。

ある日、この言葉と、この言葉の意味を知ったわたしは、なぜか都会の雨を思ったんですよ。
わたしの場合、大事な節目にはいつも雨が降ってる気がします。


そう、あの日の君との別れも雨だったなぁ、なんて。
伝えられなかった思いを、雨とクラクションのせいにして。

 

アレンジは海老原真二さん。
しっとりとしたピアノから始まり、かっつんのギターが静かに重なり、ギターソロでは最高潮に熱を帯びていく、とてもドラマチックなアレンジになってますよね。イントロからアウトロの最後の一音まで、全部大好きな世界観です。

 

この曲は、MVにもなっています。
雨の日を撮影日に選んだわけではなく、決まっていた撮影日がたまたま雨でした笑
監督は田辺耕一さん。注目の若手ディレクターです。
雨の日にがんばって撮影したので、このステキなMVを観てもらえると嬉しいです↓
https://youtu.be/GNy7tZUveio

 

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M4【夢の果てまで】
この曲は、アルバムレコーディングの作戦会議の時、1曲くらい真っ新な新曲がほしいよねーなんて話になって、かっつんが「あ!そういえば、ダイスケさんが歌ったら合いそうな曲を作ってたんだ!忘れてた!w」なんて言い出して、収録が決まった曲。


かっつんから送られてきたデモは、歌詞以外のバンドアレンジはほぼ出来上がっていて、わたしはメロディラインのガイドに従い言葉を乗せるだけの状態でした。

 

わたしの楽曲にはDスケ少年シリーズと言って、10代の頃のわたしを主人公にした曲がいくつかあるのですが、その新作になります。
まだなにものでもないDスケ少年が、夜空を見上げながら宇宙の向こうに夢を描き、想いを爆発させる瞬間を切り取った歌です。
シンプルなエイトビートがかっこいい。

アルバムの中でも異色を放つ、大好きな作品です。さすがかっつんというところ。
ちなみにDスケ少年シリーズは他に「ホンノスコシダケ」「ノスタルジア」「夜」等があります。

 

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M5【cosmos】
この曲ができたのは2018年。
アザガー結成2年目の、ライブ本数が一番多かった時期に作りました。やっと音源化することができたなーという感じです。

 

タイトルのコスモスとは、秩序と調和のとれた世界(宇宙)という意味です。
対義語はカオスになります。
このアルバム「DEEP RIVER IN COSMOS」の大きなテーマにもなっています。

 

広大な宇宙に流れる巨大な時の流れの中の先頭を我々は生きています。
毎日毎秒、新しい宇宙が目の前にはじまっているわけです。
誰にも平等に時は流れます。
喜びも哀しみも全部引き連れて、この宇宙の最新の時間を身体に浴びながら、わたしは進みたいんです。

 

姪の名前「あお」と娘の名前「つき」を、サビに入れています。
雨や風の間をすり抜けて、すべての子供たちの未来が輝きますように。
願いを込めて。

 

アレンジはかっつん。
当初の時点で、曲の説明などなにもしなくても、わたしのイメージぴったりに仕上げてくれました。うーん、オレをわかりすぎている😄

各パートも、繊細な粒が随所に散りばめられていて、宇宙の透明感と壮大感に包まれています。
わたしは言葉しか操れませんが、音とリズムだけでこんなにも多くを語ることのできるメンバーに心からリスペクト。

 

さぁ今日も、
初めての宇宙がはじまるよ

 

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M6【サイレン】
この曲は、バンド結成時には既に存在していた曲で、デビューライブでも演奏していたのですが、なんとなくピンとこなくてお蔵入りになっていました。


わたし自身、曲の存在も忘れていたのですが、去年末の松本ツアーの時に、ギターのかっつんと二人で演るライブがあり、その時にかっつんが当時に録ったこの曲のデモを聴かせてくれたのです。
二人で聴きながら「けっこう良いねー」なんて話になり笑、今回の収録に至りました。
バンドというものは形を変えていくので、結成6年を経て、曲とバンドスタイルがマッチしてきたということでしょうかね。

 

アレンジも6年前のまま。海老さんがしてくれたものです。
当時のデモをそのまま活かした感じなので、海老さんのオルガンとピアノは6年前の録音をそのまま使っています。
ギターとベースは録り直してはいるけど、基本アレンジはそのままです。
ドラムRECもほぼワンテイクでしたね。

 

歌詞のテーマは、「お葬式」。
お世話になった酔いどれパンクスが、サイレンと共に煙になっていくわけですが、その先にあるのは「出口」なのか「入口」なのか。
生まれ変わり、輪廻転生などの、生死感をテーマにしています。

 

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M7【奇跡の旅で】
アルバムのラストを飾る、壮大な宇宙の中の小さな一瞬を切り取ったお話。

 

アザーガートの結成後、間も無くして、海老原真二さんが「こんな曲あるんだけど、歌詞を乗せてほしい」とピアノ一本の音源を聞かせてくれました。


これぞ、ザ・海老原真二というべき広さと優しさのある世界観。
この世界観をとにかく壊さないように、と、丁寧に歌詞を乗せていきました。
けっこう震えながら言葉を紡ぎました。
最後に「雨と虹の約束」という言葉が出てきた時に、「行ける!」と確信しました。

 

わたしにとっては、スキル的に歌うのがとても難しい曲でした。
何度も仮歌を重ねて、6年間ライブも重ねて、やっとレコーディングできた曲です。


ピアノ一本の音源も素晴らしいのですが、メンバーの演奏が加わることで、より壮大で深い世界観になっていきました。
ああ、バンドって素晴らしいなと思いました。
アルバムに収録して、形に残せてホッとしています。

 

是非大音量で聴いてほしい一曲です。

 

この曲をもって、DEEP RIVER IN COSMOSの完成です。

 

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DEEP RIVER IN COSMOS
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収録曲
1 砂
2 君がいないなんて
3 ペトリコール
4 夢の果てまで
5 cosmos
6 サイレン
7 奇跡の旅で

 

ライブ会場またはWEB SHOPでご購入できます
https://dskog.stores.jp/

 

MVも観てね
https://youtu.be/GNy7tZUveio

 

#deepriverincosmos
#Dスケセルフライナーノーツ

DEEP RIVER IN COSMOS セルフライナーノーツ M7 「奇跡の旅で」

ニューアルバム「DEEP RIVER IN COSMOS」のDスケ解釈セルフライナーノーツを1曲ずつ公開していくシリーズ、第七弾。
新譜を購入してくれた皆さんも、これから購入を考えてくれてる皆さんも、是非読んでねー!

 

 

M7【奇跡の旅で】

 

アルバムのラストを飾る、壮大な宇宙の中の小さな一瞬を切り取ったお話。

アザーガートの結成後、間も無くして、海老原真二さんが「こんな曲あるんだけど、歌詞を乗せてほしい」とピアノ一本の音源を聞かせてくれました。


これぞ、ザ・海老原真二というべき広さと優しさのある世界観。


この世界観をとにかく壊さないように、と、丁寧に歌詞を乗せていきました。
けっこう震えながら言葉を紡ぎました。
最後に「雨と虹の約束」という言葉が出てきた時に、「行ける!」と確信しました。

 

わたしにとっては、スキル的に歌うのがとても難しい曲でした。
何度も仮歌を重ねて、6年間ライブも重ねて、やっとレコーディングできた曲です。


ピアノ一本の音源も素晴らしいのですが、メンバーの演奏が加わることで、より壮大で深い世界観になっていきました。
ああ、バンドって素晴らしいなと思いました。
アルバムに収録して、形に残せてホッとしています。

 

是非大音量で聴いてほしい一曲です。

 

この曲をもって、DEEP RIVER IN COSMOSの完成です。

 

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DEEP RIVER IN COSMOS
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収録曲
1 砂
2 君がいないなんて
3 ペトリコール
4 夢の果てまで
5 cosmos
6 サイレン
7 奇跡の旅で

 

ライブ会場またはWEB SHOPでご購入できます
https://dskog.stores.jp/

MVも観てね

 

DEEP RIVER IN COSMOS セルフライナーノーツ M6 「サイレン」

ニューアルバム「DEEP RIVER IN COSMOS」のDスケ解釈セルフライナーノーツを1曲ずつ公開していくシリーズ、第六弾。
新譜を購入してくれた皆さんも、これから購入を考えてくれてる皆さんも、是非読んでねー!

 

 

M6【サイレン】

 

この曲は、バンド結成時には既に存在していた曲で、デビューライブでも演奏していたのですが、なんとなくピンとこなくてお蔵入りになっていました。
わたし自身、曲の存在も忘れていたのですが、去年末の松本ツアーの時に、ギターのかっつんと二人で演るライブがあり、その時にかっつんが当時に録ったこの曲のデモを聴かせてくれたのです。
二人で聴きながら「けっこう良いねー」なんて話になり笑、今回の収録に至りました。
バンドというものは形を変えていくので、結成6年を経て、曲とバンドスタイルがマッチしてきたということでしょうかね。

 

アレンジも6年前のまま。海老さんがしてくれたものです。
当時のデモをそのまま活かした感じなので、海老さんのオルガンとピアノは6年前の録音をそのまま使っています。
ギターとベースは録り直してはいるけど、基本アレンジはそのままです。
ドラムRECもほぼワンテイクでしたね。

 

歌詞のテーマは、「お葬式」。
お世話になった酔いどれパンクスが、サイレンと共に煙になっていくわけですが、その先にあるのは「出口」なのか「入口」なのか。
生まれ変わり、輪廻転生などの、生死感をテーマにしています。

 

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DEEP RIVER IN COSMOS
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収録曲
1 砂
2 君がいないなんて
3 ペトリコール
4 夢の果てまで
5 cosmos
6 サイレン
7 奇跡の旅で

 

ライブ会場またはWEB SHOPでご購入できます
https://dskog.stores.jp/

 

MVも観てね